豆知識

FPの私が話題の残価設定型プラン(残クレ)の意外なデメリットに気づいた話

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今回はちょっと脱線。

私が今乗っている10年モノのクルマも12万キロを超え、そろそろ買い替えを迫られています。

いざ購入を検討してみると、今のカーディーラーはどこに行っても「残価設定型プラン(残クレ)」を勧めてきます。

今回私も残価設定型プランで見積もりを出してもらいました。

FPの資格を取ってから、こういったお金の計算はもう一度自分でやらないと気が済まなくなっています(笑)

そこで、いざ自分で計算してみると意外なデメリットもあることがわかりました。

今回は、これから残価設定型プランで自動車の購入を検討している方に向けて、注意すべき点を書きたいと思います。

 

残価設定型プランって何?

まずは、残価設定型プランをご説明します。残価型クレジットと言われることもあります。

ざっくり言うと、

新車をディーラーに3年間ないし5年間借りて、その間に下がる車の価値をローン払いする」という支払方法です。

分かりやすいように、100万円の車があるとしましょう。安いけど。

ソウパパさんは、お金が無いので頭金0円で、5年の残価設定プランで購入したいと思って相談しました。

この車は5年後の価値は60万円とします。

つまり、ディーラーが5年後に60万円の価値を保証するよということです。これを残価といいます。残る価値なので「残価」です。

となると、5年間で下がる価値は40万円

よって、40万円を5年間のローン払いとするワケです。

次にソウパパさんは汗水流して働いて、5年間の返済が終わりました。

すると、購入時に提示されていたように、車の価値は60万円

ローンも60万円残っているわけです。

そこで、ソウパパさんは決断を迫られます。

車を返却して、新しい車に乗り換える。
・60万円を一括払いもしくは引き続きローン払いにして自分の車にする。

細かい説明は端折っていますが、これが残価設定型プランです。

 

メリットは?

メリットは買う側も売る側にもあって、

まず買う側として前章の例で言うと、月々のローン返済額が減るという所が最大のメリットです。

普通にディーラーのカーローンを使って100万円を60回払いするのと、40万円を60回払いするのとでは、計算しなくても後者の方が月々の返済額が安いですよね。

これによって、仮に頭金なしでも車の購入ハードルが下がるということになります。

もう1つのメリットとしては、3年もしくは5年で次の車への乗り換えが容易ということです。

次に乗りかえる場合でも、今の車は返却すればローンを完済できるので、(但し、後述する事故や走行距離等の条件から外れている場合はこの限りでは無い)

また同じように残価設定プランで購入すれば、新しい車に乗り換えが出来ます。

短いスパンで新車に乗り続けられるというメリットですね。

一方、売る側(ディーラー)としては、新車を勧め易くなります。

月々の負担が少ないローンなので、新車購入のハードルが心理的に下がり、売りやすくなります。

そのため、この残価設定型プランで適用される金利は、ディーラーで通常のカーローンを組むよりも安く設定されているケースが多く、

その金利の一部をメーカーないしディーラーで負担しているといいます。

このように双方にメリットがあるローンですので、カーディーラーはこぞってこのプランで車を売り込んできます。

 

デメリットは?

一見双方にメリットしかないように見える残価設定プランですが、いくつかデメリットもあります。

他のメーカーの車への買い替えが難しいケースがある

残価が通常下取りや売却額の相場取りよりも高く設定されているようです。

つまり、買ったディーラーに買い取りを出せば60万円だけど、他のディーラーや中古車ショップに出すと40万円と言った具合に、残価を下回ることがあります。

その差額分は自己負担になりますので、このケースですと残りのローン返済のために20万円の持ち出しが発生します。

こうなると、買ったディーラーに買い取ってもらった方が有利になりますので、自然と他のメーカーへ移ろうとする気が下がります

残価設定型プランの最大の狙いがそもそもそれなのです。

残価の保証にはルールがある

5年後に返したらどんな状態でも残価が補償されるわけではありません。

ディーラーによって違いはありますが、1000km保証といって、月間1000kmつまり5年だと6万キロ以下。それ以上走ると残価が補償されないというルールがあります。

また、事故や大きな傷をつけてしまうと、保証されないというものが有ったりしますので、購入する際にはかならず条件を細かく聞いておく必要があります。

但し、5年後ないし3年後に一括で支払ってしまうつもりであれば、あまり気にしなくても良いでしょう。

金利負担が大きい

これが意外な落とし穴なのですが、実は残価設定型プランは「金利」は安くても「金利負担」は大きいです。

どういうことかというと、またまたソウパパさんのケースを持ってきますが、

例えば、残価設定型プランと通常のカーローンで金利が同じ年率3%としましょう。

100万円を通常のカーローンで5年返済の場合、月々17,968円です。金利分は78,080円となります。

一方、残価設定型の場合、月々8,824円と毎月の負担額は安いです。しかし金利分は120,616円

借りている金額は同じなのに、5年間で約4万円ほどの差が出てしまいました。どうしてこれほどまでに差が出るのでしょうか?

そのカラクリはというと、「残価設定プランも100万円借りている」という所がポイントです。

 

金利(年率)はその年に残っている元本に対する金利をその年に払うものです。

残価設定プランの場合、残価を除いた分をローンの元本の減り方が通常のローンに比べてなだらかです。月々の返済額が少ないからです。

つまり、元本が減らないということは、高い金利を払い続ける期間が長いということ。

となると、金額が大きければそれだけ金利負担にも差が出てきます。

実は金利が高くても、通常のカーローンで借りたほうが金利負担が少ないケースも出てくる可能性もあります。

この辺りは意外と気づきにくいので、見積もりを貰ったら金利負担額も確認するようにしましょう。

 

さいごに

今やほとんどのカーディーラーが取扱っている残価設定型プラン

やっぱり美味い話には裏がありますね。

ただ、上手く活用すれば新車に乗り続けられるということで、車好きには大きなメリットもあります。

メリット、デメリット双方を理解して利用するようにしましょう!

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